レーザー脱毛の種類
強力な効果のあるアレキサンドライトレーザー
レーザー脱毛は、効果的にムダ毛を取り除くことができるため、男女を問わず施術を受ける人が増えていますが、使用するレーザーの種類に応じてその種類は大きく3つに分類されます。このうち、一つ目のアレキサンドライトレーザーは、1997年にはじめて日本に導入されたレーザー機で、3種類のレーザー脱毛の中でもっとも古くから用いられています。その波長は755nmと他のレーザーと比較して短くなっており、そのため、その効果は肌の表面に近いエリアに強力に働くことになるのですが、これによって高い脱毛効果が得られる一方で、強力であるがゆえに痛みを伴いやすいという注意点があるのです。また、日焼けした褐色の肌に当てるとやけどになりやすいため、そういった人には不向きとされています。

ダイアオードレーザーとロングパルスヤグレーザー
レーザー脱毛の種類の残りの2つは、ダイオードレーザーとロングパルスヤグレーザーです。このうち前者は、波長が800nmとキサンドライトレーザーに比べてやや長めであるため、その分脱毛の即効性は劣り、毛が抜けてくるまで1週間程度待たなければなりません。一方で、施術時にそれほど痛みを伴わず、日焼けした肌にも施術できるという利点も備えているのです。後者については、波長が1064nmと3種類のレーザー脱毛の中でもっとも長くなっていますので、肌にはもっとも優しい施術法といえます。また、波長が長い分、肌の奥深くまでエネルギーを伝えられますので、男性の太いひげなどにも高い効果が期待できるでしょう。3種類のレーザー脱毛は、それぞれ長所と短所があるため、用途に応じて使い分ける必要があるのです。