電気脱毛の種類

利用者の負担を軽減できる高周波法

数ある脱毛の施術の中でも高い効果が期待できることで人気となっているのが電気脱毛です。一口に電気脱毛と言っても大きく高周波、電気分解、ブレンドの3つの種類があって、それぞれに特徴が異なります。この3つの電気脱毛で比較的利用者が多いのが高周波による施術です。高周波は1920年代にフランスで考案されたのが始まりと言われる方法で、脱毛する毛穴に専用の針を差し込んで高周波の電気を流して発毛組織を凝固させるのが特徴です。施術によって凝固された組織は発毛の機能を失われた状態になるので、そこから毛が再び生えてくることはなくなると言われています。高周波は施術に掛かる時間が短く利用者の体への負担を最小限に抑えられのもメリットの一つです。

高周波と電気分解の長所を取り入れたブレンド法

高周波法と電気分解法はそれぞれに特筆すべき長所がある反面、欠点となりえる部分もあります。この問題を解決したのが1940年代に発明されたブレンド法です。ブレンド法は二つの施術の長所を取り入れて欠点を補うことに成功した画期的な電気脱毛と言われています。使用する電気絶縁針に特殊なコーティングを施して、電気や高周波が皮膚に触れないように配慮されているのが特徴です。これにより、懸念されていた炎症や色素の沈着といった皮膚トラブルを最小限に抑えることができるので、安心して施術を受けることができます。医療機関ではないエステサロンは施術に麻酔は使用できないため、痛みなどに配慮しなくてはいけません。ブレンド法は痛みも少なく刺激に敏感な人でも安心です。